展覧会

ポーラ美術館開館20周年記念展
モネからリヒターへ ー新収蔵作品を中心に

会場
ポーラ美術館
会期
4/9(土)〜9/6(火)

 

ポーラ美術館では開館20周年を記念して「モネからリヒターへ ー新収蔵作品を中心に」が開催中である。
これまでのコレクションに加え、さらに奥行きと幅を拡張させる新収蔵作品の数々を一挙に鑑賞できる展覧会だ。印象派の画家たちからフォーヴィスムの画家たち、そしてゲルハルト・リヒターといった現代美術作家に至るまでの、幅広い年代の作品が紹介されている。

クロード・モネ《睡蓮》画像

クロード・モネ《睡蓮》 1907年 油彩/キャンバス 93.3×89.2cm

ゲルハルト・リヒター《抽象絵画(649-2)》画像

ゲルハルト・リヒター《抽象絵画(649-2)》 1987年 油彩/キャンバス 200.7×200.8cm 
© Gerhard Richter 2021 (20102021)

 

この展覧会では主軸となるテーマを「光」とした点も見どころの一つ。作家たちは光を視覚的に捉えるばかりではなく、身体経験や感情の揺らぎとしても表現した。

ベルト・モリゾ《ベランダにて》画像

ベルト・モリゾ《ベランダにて》 1884年 油彩/キャンバス 81.2×100.2cm

アンリ・マティス《オリーブの木のある散歩道》画像

アンリ・マティス《オリーブの木のある散歩道》 1905年 油彩/キャンバス  46.0×55.5cm

フェルナン・レジェ《鏡を持つ女性》画像

フェルナン・レジェ《鏡を持つ女性》 1920年 油彩/キャンバス  55.6×38.7 cm

また、ポーラ美術館開館以来、最大規模の企画展であるという点も見逃せない。なぜなら、今回の展覧会では展示室内にとどまらず、アトリウムロビー、屋外の森の遊歩道などさえ展示空間として活用されているからである。作家たちが追い求めてきた「光」は、壮大な展示空間によって私たちの眼前に新たな拡がりをみせるだろう。

松本竣介《街》画像

松本竣介《街》 1940年(昭和15) 油彩/キャンバス 53.0×73.0cm

ロニ・ホーン《鳥葬(箱根)》画像

ロニ・ホーン《鳥葬(箱根)》 2017-2018年 鋳放しの鋳造ガラス 高131.4×径142.2cm
©Roni Horn ©Nagare Satoshi

[information]
ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に
・会期 2022年4月9日(土)~ 9月6日(火) 会期中無休 ※悪天候による臨時休館あり
・会場 ポーラ美術館 展示室1‐5、 アトリウム ギャラリー、 アトリウム ロビー、 森の遊歩道
・住所 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285
・電話 0460-84-2111
・時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
・休館日 年中無休(展示替えのため臨時休館あり)
・入館料 大人1,800円、シニア割引(65 歳以上)1,600円、大学・高校生1,300、中学生以下無料、障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1 名まで)1,000円
※すべて税込 団体割引、各種前売り券による割引あり
・URL https://www.polamuseum.or.jp /

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