メナード美術館コレクションを代表する作家35人を選び、
彼らとゆかりのある作家たちの作品を紹介する。
1987年10月、愛知県小牧市に誕生したメナード美術館は、今年10月に開館35周年を迎えた。現在、収蔵作品は約1,600点となり、美術ファンをはじめ、同館を訪れる人々に日常を離れた心豊かなひとときを提供している。
そんなメナード美術館では開館35周年を記念して、10月7日より同館を代表する作家35人を紹介する展覧会「35アーティスト」が開催されている。この展覧会全体がvol.Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと3つの会期に分けられ、選ばれた35人を軸に、彼らとゆかりのある作家たちの作品も展示。貴重なコレクションを来館者により深く味わってもらおうとするものだ。
現在開催中のvol.Ⅰはさらに前期(10月7日〜11月13日)、後期(11月15日〜12月25日)に分かれている。それぞれの期の展示作家は下記の通り。興味のある作家の展示期間をよく確認して、会場へ足を運んでほしい。
35アーティスト vol.Ⅰの出品作家
◎通期展示 10月7日(金)~ 12月25日(日)
アンリ・マティス、パウル・クレー、ジョアン・ミロ、ルネ・マグリット、オーギュスト・ロダン、藤島武二、熊谷守一、佐伯祐三
◎前期展示 10月7日(金)~ 11月13日(日)
エドゥワール・マネ、横山大観、村上華岳
◎後期展示 11月15日(火)~ 12月25日(日)
ジョルジュ・スーラ、速水御舟、岸田劉生
◎その他の出品作家
ギュスターヴ・モロー、フィンセント・ファン・ゴッホ、ワシリー・カンディンスキー、モーリス・ド・ヴラマンク、アンドレ・ドラン、イヴ・タンギー、ゲルハルト・リヒター、アントワーヌ・ブールデル、アルベルト・ジャコメッティ、岡田三郎助、坂本繁二郎など
イベント
◎35アーティスト スタンプラリー
「35アーティストvol.Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」すべての展覧会を鑑賞してスタンプを3つ集めると、2023年夏に開催予定の展覧会が1回無料で鑑賞可能。
・スタンプカードは「35アーティストvol.Ⅰ」会期中に入館者1名につき1枚を配布。「vol.Ⅱ」以降、カードは配布されません。
・スタンプは「35アーティストvol.Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」それぞれの展覧会1回の入館につき1つ押印されます。
・「スタンプカード」を入館時に受付で見せると、「35アーティストvol.Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」の入館料が半額に割引になります。2023年7月2日(日)までなら、何回でも半額の入館料で展覧会を鑑賞可能です。
[information]
メナード美術館開館35周年記念展 所蔵企画 35アーティスト vol.Ⅰ
・会期 2022年10月7日(金)~ 12月25日(日)
前期:10月7日(金)~ 11月13日(日)、後期:11月15日(火)~ 12月25日(日)
※一部展示替あり
・会場 メナード美術館
・住所 愛知県小牧市小牧5-250
・時間 10:00〜17:00(最終入館は16:30まで)
・休館日 月曜日(ただし、10月10日は開館)、10月11日(火)
・入館料 一般900円、高大生600円、小中生300円
※障害者手帳(ミライロID可)をお持ちの方および同行者1名は無料
・TEL 0568-75-5787
・URL http://museum.menard.co.jp
なお、今後のコロナウイルスの状況によっては、展覧会の会期および内容に変更の生じる場合があります。
最新の情報は上記のメナード美術館公式サイトをご確認ください。