展覧会

箱根-横須賀連携企画第2弾 アートでつなぐ山と海
響きあう20世紀美術 彫刻の森美術館×横須賀美術館

会場:横須賀美術館 会期:11/16(土)〜12/22(日)

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ピカソなど、彫刻の森美術館と横須賀美術館の名品が奏でるハーモニー

ヴォルス《煉瓦の塔の上に》画像

ヴォルス《煉瓦の塔の上に》 1939年 彫刻の森美術館所蔵

横須賀美術館では、箱根地域の美術館と連携する「アートでつなぐ山と海」の第2弾として、同館と彫刻の森美術館の2館が所蔵する名品により、20世紀美術を紹介する展覧会が開催される。
近現代の日本美術で構成される横須賀美術館のコレクションに対し、彫刻の森美術館では、開館以来55年におよぶ活動を通じて近現代の彫刻作品を重点とする、西洋と日本にまたがるコレクションが形成されている。
この展覧会では、彫刻の森美術館が所蔵するピカソやムーアなどを含む名品およそ40点を、横須賀美術館の所蔵品と組み合わせて展示し、その響きあいを楽しむもの。1880年代から2000年代の作品をテーマごとにおよその時系列に沿ってまとめ、20世紀美術が移り変わってゆく様子を概観する。

バーバラ・ヘップワース《待っている四つの形》画像

バーバラ・ヘップワース《待っている四つの形》 1968年 彫刻の森美術館所蔵 Barbara Hepworth ©Bowness

同時開催:運慶展 運慶と三浦一族の信仰

この展覧会では、鎌倉時代の仏師・運慶が制作した5点の仏像を中心に、12~13世紀の三浦半島で大きな力をもった武士・三浦一族の一人、和田義盛の所持と伝わる薬師如来像(三浦市初声和田、天養院蔵)、三浦半島の宗教的先進性を伝える南宋からの舶来仏で滝見観音の名で親しまれてきた観音菩薩坐像(横須賀市大矢部、清雲寺蔵)を含め、東国武士の祈りを受けとめた全9躯の貴重な仏像が紹介される。

海に面した開放的なミュージアム

横須賀美術館は、市制100周年を記念して2007年に開館した。建物は、県立観音崎公園の豊かな緑が三方を囲み、目の前には東京湾が広がる恵まれた環境の中にある。
館内でも常に周囲の自然が感じられるよう、天井や壁面に大小の丸穴が開けられ、開放的な空間となっている。 海側からと山側からのどちらからもアプローチ可能で、通り抜けできるようにしたことで、周辺散策と展覧会観覧のどちらも楽しめるのが特長。
観音埼灯台や砲台跡などを巡りながら、 自然と歴史と美術の深いつながりが感じられるこの美術館で、ゆったりとした時間を過ごしてほしい

朝倉文夫《親子猫》 1935年 彫刻の森美術館所蔵

[information]
箱根ー横須賀連携企画第2弾 アートでつなぐ山と海
響きあう20世紀美術 彫刻の森美術館×横須賀美術館
・会期 11月16日 (土)〜12月22日 (日)
・会場 横須賀美術館
・住所 神奈川県横須賀市鴨居4-1
・時間 10:00〜18:00
・休館日 12月2日(月)
・観覧料 一般1,300円、高校生・大学生・65歳以上1,100円、中学生以下無料
※所蔵品展、谷内六郎館も観覧可
※市内在住または在学の高校生は無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名は無料
⚫︎地階で開催される企画展「運慶展」もあわせて鑑賞する場合は、一般2,000円、高校生・大学生・65歳以上1,800円
・TEL 横須賀市コールセンター 046-822-4000(月~金曜日/8:00~18:00、土日祝休日/8:00~16:00)
・URL https://www.yokosuka-moa.jp

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