大阪・京町堀にあるchignitta spaceで、3月25日（金）から4月10日（日）まで、西寺郷太個展「Funkvision_Audio_Shop」が開催されている。
西寺は、バンド「NONA REEVES（ノーナ・リーヴス）」のメンバーであり、他のミュージシャンのプロデュースや楽曲提供でも知られる才人だ。そんな彼が昨年、幼少時代から愛したポップスター、ソウルレジェンドたちを画家として色鮮やかに描いた初個展「Funkvisions 2021」を東京、大阪、福岡、名古屋、函館、京都で開催。大きな話題を集めたことは、記憶に新しい。
西寺郷太 Gota Nishidera
1973年東京生まれ京都育ち。早稲田大学在学時に結成したバンド「NONA REEVES」のシンガー、メイン・ソングライターとして、1997年デビュー。以後、音楽プロデューサー、作詞・作曲家としても少年隊、SMAP、V6、YUKI、鈴木雅之、岡村靖幸、私立恵比寿中学、和田アキ子などの多くの作品に携わる。並行して80年代音楽の伝承者としてテレビ・ラジオ出演、雑誌連載など精力的に活動。マイケル・ジャクソン、プリンスなどの公式ライナーノーツを手がける他、執筆した書籍の数々はベストセラーに。現在 Amazon Music にてポッドキャスト「西寺郷太の最高！ファンクラブ」毎週水曜配信中。
chignitta spaceでは初となる西寺展のテーマは「80年代のオーディオ」。80年代の文化に限りない愛情を注ぐ西寺が「あこがれの宝物」「家具」「相棒」としてのステレオ、ラジカセ、オープンリール、ディスクマンなどを独自に描く新シリーズを展開する。「Funkvision Audio」と名付けられた架空のショップに並べられ、「絵画作品」として売り出されるアンプ、チューナー、ターンテーブル、スピーカーの数々……。それを使って、来場者は自分だけの「永遠のオーディオコンポ」を組み上げることができるのだ。
ショップに並んだオーディオ機器は実物とは違って、どれもが色とりどり。まさに展覧会キャッチフレーズである「音楽を見よう」を表しているかのようだ。今や多くの人々が音楽をBluetoothやスマートフォンでしか聴かず、一般的な家庭ではかつてのオーディオを見かけることもなくなった。しかし、この展覧会に足を運べば、当時を知る者は懐かしい思い出に浸ることができ、当時を知らない若い世代は新しい何かを発見できるだろう。
会場では新作アートはもちろん、オリジナルグッズも販売。週末には作家自身が在廊し、作品解説をおこなうギャラリートーク、DJパーティーも予定されている。
[information]
西寺郷太個展「Funkvision_Audio_Shop」
・会期 2022年3月25日（金）～ 4月10日（日）
・会場 chignitta space （チグニッタ・スペース）
・住所 大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル1F奥
・時間 13:00～19:00
・定休日 月曜日
・入場料 無料
※新型コロナウイルス感染症対策のためマスクの着用が必要
※37度以上の発熱のある方、体調の悪い方は入場できません
・交通 大阪メトロ御堂筋線・四ツ橋線「本町」駅28番出口から北に徒歩5分、四ツ橋線「肥後橋」駅7番出口から南に徒歩5分
・URL https://chignitta.com
・Instagram https://www.instagram.com/chignitta/（個展情報を随時アップデート）
イベント情報
■3月26日（土）17:00〜
ギャラリートーク #1
西寺郷太が新シリーズ「Funkvision_Audio_Shop」について語る
「３月・ドキドキ・どうなる！？」編
ADMISSION 1,000円（1ドリンク付）
30名限定（事前予約制）https://peatix.com/event/3195130/view?
■3月27日（日）15:00〜
「Funkvision_Audio OSAKA」DJ PARTY #1
DJ：西寺郷太、さくらいはじめ、Yo-suke and more!
ADMISSION 2,000円（1ドリンク付）
■4月9日（土）15:00〜
「Funkvision_Audio OSAKA」DJ PARTY #2
DJ : 西寺郷太、グルーヴあんちゃん and more!
ADMISSION 2,000円（1ドリンク付）
■4月10日（日）17:00〜
ギャラリートーク#2
西寺郷太が新シリーズ「Funkvision_Audio_Shop」について語る
「４月・経て経て・どうなった！？」編
ADMISSION 1,000円（1ドリンク付）
30名限定（事前予約制）https://peatix.com/event/3195140/view?