展覧会

ジパング
平成を駆け抜けた現代アーティストたち

会場:ひろしま美術館 会期:11/2(土)~12/22(日)

池⽥学《誕⽣》画像

池⽥学 《誕⽣》 2013-2016年 佐賀県⽴美術館蔵 / デジタルアーカイブ:凸版印刷株式会社
©IKEDA Manabu, Courtesy of Mizuma Art Gallery, Tokyo / Singapore


「失われた30年」の
、素晴らしい現代アートの果実たち

平成という時代は「失われた30年」と否定的に語られる一方で、ファッションや建築、アニメやマンガ、そして現代アートの分野において素晴らしい作家たちが活躍し、世界的な評価を得た時代でもあった。

ひろしま美術館で11月2日から開催されるこの展覧会は、平成に生まれた日本の現代アートをクロニクル的に捉えた展覧会であり、平成23~24年(2011~2012年)に国内で開催された「ジパング」展を再編し、さらに発展させたもの。その13年前のジパング展は、「日本の」現代アートがもつ魅力を<再発見>してほしいという狙いとともに、東日本大震災直後の日本が、現代アートの力によって癒され、あるいは活力を得てほしいと企図されたものであった。

O JUN《ハネルコ》画像

O JUN 《ハネルコ》 2011年 中尾浩治氏蔵 撮影:宮島径
©️O JUN, Courtesy of Mizuma Art Gallery

今回のジパング展では、平成を代表し、そして現在も優れた活躍を見せる29組の作家たちの作品が一堂に紹介される。世界の現代アートの文脈を視野に捉えながら、日本の文化と結合・変容させ、独自の表現を獲得した彼らの作品は、いずれも時代の複雑さや多様性を反映したもの。それぞれのアートを通じて「平成」という時代を振り返るとともに、今このときも生まれ続ける現代アートを体感してほしい。

出品作家 29作家、約45点
会田誠、青山悟、池田学、石田徹也、岩崎貴宏、宇佐美雅浩、江口綾音、岡本瑛里、荻野夕奈、O JUN、加藤泉、金子富之、草間彌生、小松美羽、近藤聡乃、佐藤雅晴、塩田千春、棚田康司、teamLab、Chim↑Pom from Smappa!Group、筒井伸輔、名もなき実昌+梅沢和木、奈良美智、宮島達男、宮永愛子、村上隆、森淳一、山口晃(五十音順/敬称略)。

宮永愛子《suitcase -key-》画像

宮永愛子 《suitcase -key-》 2019年  作家蔵 撮影:木奧恵三
©️MIYANAGA Aiko, Courtesy of Mizuma Art Gallery

※最新の情報は、ひろしま美術館公式ウェブサイト(下記)をご確認ください。

[information]
特別展「ジパング 平成を駆け抜けた現代アーティストたち」
・会期 11月2日(土)~12月22日(日)
・会場 ひろしま美術館
・住所 広島市中区基町3-2 中央公園内
・時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
・休館日 会期中無休
・入館料 一般2,000円、高大生1,000円、小中生500円
※65歳以上の方は1,800 円(年齢確認ができるものを受付で要提示)
※障がい者手帳を提示の方は本人と同伴者1人が無料
※本展の入館券でコレクション展示も鑑賞可能
・TEL 082-223-2530
・URL https://www.hiroshima-museum.jp

error: このコンテンツのコピーは禁止されています。